こんにちは。本を読んで人と出会う選書サービス「Chapters bookstore(チャプターズ)」を展開している書店主の森本萌乃です。
チャプターズの選書のコンセプト久しぶりに読書を楽しむ大人におすすめの小説・エッセイ
チャプターズは、毎月タイトルも著者も秘密のまま文庫本が届き、読み終えたら、同じ本を選んだ方とビデオチャットで感想を話せる選書サービスです。
「最後にあっと驚きたい」
「とにかく続きが気になって一気に読みたい」
市ケ谷の実店舗でも日々本をお選びしているのですが、こうしたご要望とっても多いです。次の展開が気になって最後のページまで来てしまう感覚、久しぶりの読書とミステリーってとても相性がいいですよね。
この記事では、書店主の私が実際に読んだ中から、サクサク読めて楽しいミステリー小説のおすすめをご紹介します。私自身も難しいトリックや推理は正直苦手で、読了後に「???」が増えることもしばしば……。だからこそ、こんな“ミステリー偏差値の低い”私の読書経験から「これは面白かった!」と感じられる本だけ、お勧めしていきたいと思います!
ご紹介するのは、全て読了した本だけ。
実際に読了して、お勧めしたいと心から感じた本だけを扱うのが私たちのモットーです。このブログも同じ方針で書いています。
ここに並ぶ24冊は、すべて私自身が読み切った本です。主にはチャプターズの過去の選書から選びました。読まずにおすすめすることはありません。選書が合いそうだなと感じたら、私たちの選書サービスも覗いてみてくださいね。
ミステリー小説の選び方|「驚き」と「読了時間」で選ぶ
ミステリーと一口に言っても、驚き方はさまざまです。終盤で足元がひっくり返るどんでん返し、ばらまかれた伏線がはまる伏線回収、謎よりも人の心が残るヒューマン系。迷ったら、まずは読了時間(=ページ数)で選んでみるのはどうでしょう。文章が軽くて短めの一冊なら、読書が久しぶりでも気づけば一気読みしていた、ということが多いんです。難しそうな本格から入らなくても大丈夫。この記事では、そんな読みやすさを大事に、ページ数の少ない順にご紹介します。
読みたい気分・タイプから選ぶ
「今日はこういうのが読みたい」からも選べます。どんでん返し、一気読み、社会派、読みやすくて怖くない一冊——気になる本をタップすると、その紹介に飛べます。
どんでん返し・叙述トリックで驚きたい
最後に足元がひっくり返る、予想を裏切られる快感。
殺した夫が帰ってきました/方舟/シャドウ/ウズタマ/リバース/プラスティック
先が気になって一気読み/一晩で読める
ページをめくる手が止まらない、スピード感のある一冊。
君のクイズ/百万ドルをとり返せ!/午前三時のルースター/偶然屋/99%の誘拐/誘拐の日/同姓同名
骨太な社会派ミステリー
事件の奥にある社会の歪みまで、じっくり描いたもの。
読みやすくて心に残る、怖くない一冊
刺激より余韻。久しぶりの読書や、怖いのが苦手な方にも。
力士探偵シャーロック山/三日間の幸福/ファーストラヴ/ぼくたちの告白/プロジェクト・インソムニア/コーヒーブルース/刑事の枷
ミステリー小説のおすすめ24選|一覧
この記事では、ページ数が少ない順(=読みやすい順)に並べました。200・300・400ページ台の3つに色分けしているので、まずは「サクッと読める1冊」から選んでみてくださいね。書名や書影を押すと、その本の紹介に飛べます。
| 書影 | 書名 | 著者 | 出版社 | ページ数/読了目安 |
|---|---|---|---|---|
| 200ページ台|すき間時間でも一気読みできるミステリー | ||||
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01君のクイズ | 小川哲 | 朝日文庫 | 248p 約4時間 |
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02ガラスの街 | ポール・オースター(柴田元幸 訳) | 新潮文庫 | 256p 約4.5時間 |
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03力士探偵シャーロック山 | 田中啓文 | 実業之日本社文庫 | 279p 約4.5時間 |
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04殺した夫が帰ってきました | 桜井美奈 | 小学館文庫 | 288p 約5時間 |
| 300ページ台|週末にじっくり楽しむミステリー | ||||
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05方舟 | 夕木春央 | 講談社 | 304p 約5時間 |
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06三日間の幸福 | 三秋縋 | メディアワークス文庫 | 306p 約5時間 |
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07潔白 | 青木俊 | 幻冬舎文庫 | 323p 約5.5時間 |
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08百万ドルをとり返せ! | ジェフリー・アーチャー(永井淳 訳) | 新潮文庫 | 345p 約6時間 |
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09シャドウ | 道尾秀介 | 創元推理文庫 | 346p 約6時間 |
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10ウズタマ | 額賀澪 | 小学館文庫 | 352p 約6時間 |
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11リバース | 湊かなえ | 講談社文庫 | 352p 約6時間 |
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12ファーストラヴ | 島本理生 | 文春文庫 | 368p 約6時間 |
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13午前三時のルースター | 垣根涼介 | 文春文庫 | 368p 約6時間 |
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14ぼくたちの告白 | 高森泉 | 宝島社文庫 | 392p 約6.5時間 |
| 400ページ台〜|読み応えのある長編ミステリー | ||||
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15プラスティック | 井上夢人 | 講談社文庫 | 400p 約6.5時間 |
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16プロジェクト・インソムニア | 結城真一郎 | 新潮文庫 | 400p 約6.5時間 |
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17偶然屋 | 七尾与史 | 小学館文庫 | 413p 約7時間 |
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18コーヒーブルース | 小路幸也 | 実業之日本社文庫 | 423p 約7時間 |
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19インドラネット | 桐野夏生 | 角川文庫 | 432p 約7時間 |
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20震える牛 | 相場英雄 | 小学館文庫 | 440p 約7.5時間 |
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2199%の誘拐 | 岡嶋二人 | 講談社文庫 | 444p 約7.5時間 |
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22刑事の枷 | 堂場瞬一 | 角川文庫 | 448p 約7.5時間 |
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23誘拐の日 | チョン・ヘヨン(米津篤八 訳) | ハーパーBOOKS | 495p 約8時間 |
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24同姓同名 | 下村敦史 | 幻冬舎文庫 | 507p 約8.5時間 |
200ページ台|すき間時間でも一気読みできるミステリー
一気読み / クイズ
君のクイズ
骨太な一冊 / 海外文学
ガラスの街
ユーモア / 連続短編
力士探偵シャーロック山
どんでん返し / 日常
殺した夫が帰ってきました

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
タイトルからして、もう続きが気になりますよね。穏やかに見える日常に、小さな違和感が一滴ずつ落ちていきます。
おすすめポイントラストでこれまでの景色の色が変わる、一気読みタイプの一冊。タイトルの意味が分かったとき、思わず最初から読み返したくなりました。ページ数も控えめで、休日の午後にちょうどいいです。
300ページ台|週末にじっくり楽しむミステリー
どんでん返し / クローズドサークル
方舟

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
地下に閉じ込められた状況で、ある選択を迫られる——そんな極限のミステリーです。
おすすめポイントとにかく一気読みと話題!読み終えた瞬間、誰かとこの衝撃を話したくてたまらなくなる一冊です。ネタバレ厳禁で読んでほしい、話題の傑作です。
Amazonで見る
▶ ネタバレ解説はYouTubeでチャプターズのYouTubeチャンネル「楽しい本と書店員」で、結末まで踏み込んで語っています。読み終えてからどうぞ。
大逆転 / ファンタジー
三日間の幸福
社会派 / 冤罪
潔白
痛快な大逆転 / コン・ゲーム
百万ドルをとり返せ!
ここまでで8冊。どきどきの合間に、ちょっと寄り道を。
選書サービス「Chapters bookstore(チャプターズ)」は、毎月タイトルも著者も秘密のまま本が届き、読み終えたら同じ本を選んだ方とビデオチャットで感想を話せます。次に一気読みできる1冊を、本屋さんに選んでもらう方法もあります。
どんでん返し / 家族
シャドウ
どんでん返し / 家族
ウズタマ
どんでん返し / 頭脳戦
リバース
心に残る / 家族
ファーストラヴ
サスペンス / 旅
午前三時のルースター
青春 / ミステリー
ぼくたちの告白

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
若い登場人物たちの“告白”が、少しずつ食い違っていく——青春とミステリーが同居した物語です。
おすすめポイント無邪気な子供達の過ちが重なり、手を止められる一気読み。誰の言葉を信じればいいのか、最後まで分からないまま読まされてしまいました。「このミス」大賞の発掘シリーズの一作です。
400ページ台〜|読み応えのある長編ミステリー
どんでん返し / 叙述
プラスティック

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
日記、手記、断片……異なる文章が積み重なって、少しずつ足元が揺らいでいきます。
おすすめポイントかなり前の作品ですが、今読んでも面白い!鳥肌たちました。これが叙述トリックというものか!と面白さを初めて味わえた一作。
SF / ミステリー
プロジェクト・インソムニア

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
「夢を共有できる」という設定が入口の、知的で不穏なミステリーです。
おすすめポイント設定の面白さにぐいぐい引き込まれて、終盤でぐっと景色が変わります。アイデアと驚きの両方を楽しめる一冊でした。映画「インセプション」と世界観は似ていますが、本作の方が明快で、読者をおいていきません。結城真一郎さんのファンになりました。
次に読む1冊、迷っていませんか?
チャプターズは、延べ登録者10,000名を突破した選書サービス。毎月、秘密の1冊が届いて、読了後はオンラインの「アペロ」で感想を話せます。交際や結婚のご報告も、毎月たくさん届いています。
一気読み / お仕事
偶然屋

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
「偶然」を演出する、ちょっと変わった稼業の物語。軽快に読めるのに、仕掛けにきちんと驚かされます。
おすすめポイント肩の力を抜いて楽しめるのに、ラストでしっかり一本取られる。表紙の印象を、読後はいい意味で裏切られます。伏線回収が好きな方はぜひ。難しく考えず、エンタメとして気持ちよく読める一冊です。
心に残る / 喫茶店
コーヒーブルース
サスペンス / 社会派
インドラネット

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
失踪した友人を追ううちに、見たことのない世界へ連れて行かれる物語です。
おすすめポイント桐野夏生さんらしい、ひりっとした読み味。失踪した友人を追ううちに、気づけば見たこともない世界へ深く分け入っていました。先の読めない展開に引き込まれる、読み応えのある長編です。
社会派 / 警察小説
震える牛

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
地味な未解決事件から、社会の大きな闇へとつながっていく社会派ミステリーです。
おすすめポイント骨太なテーマですが、刑事の執念や緻密に積み上げられるストーリーに引っ張られて一気に読めます。読後、ファーストフードがしばらく食べられなくなるという弊害があります。世の中の見え方が少し変わるかも?な社会派作品。そういった意味ではダイエット中にもおすすめです笑。
一気読み / サスペンス
99%の誘拐

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
テクノロジーを駆使した、身代金誘拐をめぐる攻防戦です。
おすすめポイント古さを感じさせないスピード感で、二転三転。このAIの時代に読むとなおさら面白いのかもしれません。人の手を介さない誘拐とは?読み終えると、よくできた映画を一本観たような満足感が残ります。江戸川乱歩賞受賞の名作です。
心に残る / 警察小説
刑事の枷
一気読み / サスペンス
誘拐の日

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
事情を抱えた大人と、ある少女の、奇妙な“誘拐”の道行き。ハラハラしながらも、どこかあたたかい物語です。
おすすめポイント面白すぎました!韓国でも日本でもドラマ化した話題作ですね。冒頭は静かに始まりますが、二転三転するストーリーのテンポが素晴らしく、情けない主人公にも感情移入できて楽しめます。
社会派 / サスペンス
同姓同名

📖 書店主・森本が読了したおすすめ
ある事件の容疑者と“同じ名前”というだけで、人生が揺らいでいく——。
おすすめポイントSNS時代の怖さがじわりと効いてきます。バラバラだった群像が一つに収束していく構成に、思わず唸りました。長編ですが、一気に読まされます。小児性愛を扱うテーマなので気分のいいものではありませんが、ある登場人物に救いが込められているのがありがたかったです。
あわせて読みたい|ジャンル別のおすすめ
「もっと色々なジャンルから選びたい」という方は、こちらの記事もどうぞ。すべて書店主が読んで選んだ本だけをまとめています。
面白い小説のおすすめ20選 ›
泣ける小説のおすすめ18選 ›
読みやすい本のおすすめ20選 ›
次の1冊、チャプターズに選ばせてください。毎月3冊の中から1冊。タイトルも著者も、届くまでのお楽しみです。読了後は、同じ本を読んだ人とビデオチャットで感想を話せる「アペロ」もあります。
3ヶ月プランなら1ヶ月あたり2,310円(税込)。
招待コード【5X9YA】で初月165円OFF。気分でない月はスキップもできます。
東京・市ヶ谷の実店舗「チャイと選書」
店頭ではパーソナル選書を行っています。20分前後お話を伺って、最大5冊をその場でご提案します。選書のあとは最大1時間、お店で過ごしていただけます。完全予約制です。
📍 東京都新宿区市谷田町2-20(JR市ヶ谷駅から徒歩7分)
最新情報はインスタグラムでご覧いただけます。
Instagram @chai_book_chapters
ミステリー小説についてよくある質問
読書が久しぶりでも読めるミステリーは?
文章が軽くて短めの本から選んでみてください。この記事なら『君のクイズ』や『力士探偵シャーロック山』は、ページ数も少なめで一気に読めます。途中で犯人が分かっても大丈夫。驚けたら、それで十分楽しめます。
怖すぎる本やグロい描写は苦手です。
大丈夫です。この記事は、刺激が強すぎる作品はできるだけ外して選んでいます。『ウズタマ』や『ファーストラヴ』のように、驚きと一緒に心が動くヒューマンドラマの要素が強いもの、あとは『力士探偵シャーロック山』のようなコメディや『君のクイズ』のような人の死なない心理戦から開いてみてください。
次に読むミステリーが決められません。
決められない日もありますよね。そんなときは、チャプターズのように本屋さんに選んでもらうのも一つの手です。毎月3冊の中から1冊が届いて、読み終えたら同じ本を読んだ方と感想も話せます。
伏線回収がすごいミステリー小説は?
伏線回収の快感なら、『プラスティック』や『方舟』が多くの方に挙げられます。ばらまかれた断片が終盤でぴたりとはまる瞬間は、ミステリーならではの気持ちよさ。中身を知らずに読むのが、いちばん楽しいです。
一気読みできる短めのミステリーは?
短めの本からで大丈夫です。『君のクイズ』や『力士探偵シャーロック山』は200ページ台で、読了の目安も4時間ほど。すき間時間でも読み切りやすいです。
ミステリー初心者におすすめの一冊は?
人が死なない作品やコメディ寄りの一冊からだと、入りやすいです。『君のクイズ』や『力士探偵シャーロック山』なら、推理が得意でなくても楽しく読めます。
映画化・ドラマ化されたミステリーはありますか?
映像化作品から入るのも楽しいです。『誘拐の日』は韓国・日本でドラマ化、『ファーストラヴ』は映画化された話題作。原作を先に読んでおくと、観るときにより深く楽しめます。
イヤミスのような後味の悪いミステリーはありますか?
どちらかといえば少なめです。この記事は読みやすさと“怖すぎないこと”を大事に選んでいるので、後味が重たすぎる作品は控えめにしています。それでも心にずっしり残る一冊が読みたいときは、『ファーストラヴ』や『潔白』が、静かに深く刺さると思います。
ミステリーの名作・不朽の名作が読みたいです。
読みやすさを優先して選んでいるので、重厚な“不朽の名作”というより、今の気分でサクッと楽しめる作品が中心です。じっくり名作に浸りたい気分のときは、『一生に一度は読むべき本22選』ものぞいてみてください。
サクサク読めて、途中で挫折しないミステリーは?
ページ数が少ない順に並べているので、まずは上のほうの200ページ台からで大丈夫です。『君のクイズ』や『力士探偵シャーロック山』は文章が軽やかで、久しぶりの読書でも最後まで行きやすいです。つまらなかったら途中でやめても大丈夫。それも立派な読書です。
社会派ミステリーや警察小説のおすすめは?
事件の裏側や社会の歪みまでじっくり描いたものなら、『震える牛』『潔白』『刑事の枷』が読み応えがあります。少し重めですが、読み終えたあともずっと考えさせられる手触りです。
ミステリーのいいところは、「読まなきゃ」ではなく「続きが気になる」で最後まで行けることだと思います。推理が得意じゃなくても、まんまと驚かされれば、それがいちばんの読書体験になります。
つまらなかったら、途中で本をそっと閉じて、次の一冊へ。自分で選べない時はチャプターズも頼ってみてください。
最後まで読まないと、本当の面白さが分からないのがミステリーの魅力。
今回は読みやすさ重視で選びましたが、出口の見えないハラハラドキドキをどうぞお楽しみください!
この記事を書いた人|森本萌乃
1990年生まれ。書店主・選書家、株式会社MISSION ROMANTIC代表。オンライン書店「チャプターズ」や、市ヶ谷の対話型選書「チャイと選書」を運営し、本をきっかけに人と人がつながる新しい読書体験を提案している。著書に小説『あすは起業日!』(小学館)。趣味は旅先での読書。
※ ページ数・出版社・ISBNは各出版社/版元ドットコム/国立国会図書館の書誌情報によります(原則として文庫版)。「読了目安(読了時間)」はページ数をもとにした概算で(文庫1ページ=約1分で試算)、読む速さによって変わります。
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