本との出会い・人との出会いを毎月お届けしているチャプターズ。
2020年12月のβ版スタートから早いもので2年が経ちました。
口コミを中心に広まるサービスは、多くの素敵なお客様にサービスを愛して頂き登録者数延べ4,000名を突破!
出会える書店という新たな試みでしたが、”令和時代の新たな出会いの選択肢”として、存在を知って頂けている実感が少しずつ感じられた2年目でした。
まだまだ小さな私たちは、運営3年目に向けてチャプターズの魅力をさらに発信していくべく、昨年の1周年に引き続き今年もお客様の力をお借りしてインタビューを実施です。
今回は4名のお客様にご協力頂きました(ありがとうございます!)。
最後となるお客様は、チャプターズ1年、神奈川県在住の会社員・メイさん(28)。
「去年のお客様インタビューを見て、私自身もチャプターズに興味を持ったので、今回は私が力になれればと思います!」
と、大変嬉しい一言と共にインタビューはスタートしました。
①チャプターズを始めたきっかけは?
昨年、コロナ禍の影響で家にいる時間が長くなり、自分の中で読書熱が再燃していました。同時に、マッチングアプリをダウンロードしては消し…ということを繰り返している時期でもありました。
自分は読書が趣味なので、マッチングアプリでは趣味の欄に「読書」と書くのですが、お相手の方が同じ趣味を書かれていたとしても、チャットする中でなかなか本の話が盛り上がらなかったんです。
そんな中「読書 マッチングアプリ」で検索をかけたらチャプターズを見かけて、読んだ人とビデオチャットができるというのを知り「なんで今まで知らなかったんだろう!」とすぐに登録しました。
サービス開始時に運営代表の森本さんのインタビューも拝読しました。
同世代の女性がご自身のマッチングアプリ疲れを原体験にサービスを始められた背景を知り、私と同じだ〜と思って安心感がありました。
②毎月チャプターズで一番楽しみにしていること
月末月初のウェブサイトがクローズしている間に、次の本をあれこれ想像している時間が楽しいです。毎月テーマだけは前月に発表されているので、どんな本かな〜とか、どんなイラストかな〜とか、考えながら過ごしています。
オープンは毎月3日なのですが、3日になると「あ、チャプターズオープンだな」って思うんですよね、もう生活に溶け込んでいます。
③普段読む本のジャンルや作家さんは?
小説をメインに読んでいます。チャプターズで選ばれる本は元々自分の好みにも合っているので気に入っています。
自分の好みと被る選書だけでなく、それ以外のジャンルや作家さんに手を伸ばすきっかけにもなっていて使いやすいです。
偉そうに聞こえてしまったら本意ではないのですが、「チャプターズと私、本の趣味合うな〜」と毎回感動するんです(笑)。
④チャプターズを続けてくださる理由は?
自分が普段読まない本に出会えるのが楽しいです。
チャプターズを通じて初めて知る作家さんやタイトルも多いので、そういった意味で日々の読書の幅が広がっている感覚があります。
⑤これまでお届けした本の中で一番好きだった作品は?
柚木麻子さんの「本屋さんのダイアナ」が大好きでした。
元々好きな作家さんでしたが、この作品はちょうど読んだことがなかったので、届いた時にまず嬉しくて!
読了後は、チャプターズのマイページにあるマイベストブックスの項目に追加するほど、作品に魅了されました。
⑥チャプターズを始めて、ご自身の読書習慣に変化はありましたか?
本を読む量が断然増えました。
あと、あまり積読しないタイプだったのですが、チャプターズを初めて新しい作家さんやシリーズものにどんどん出会えたので、積読が増えていくという変化もありました。チャプターズを続けていると、自分が選ぶ1冊だけでなくどんどん広がるんですよ!
⑦アペロには参加していますか?
始めた当初はコロナで行動制限もまだまだ多く、毎月必ず参加していたのですが、最近はどうしても別の予定も増えてしまっています。
その代わりに、代官山 蔦屋書店のSHARE LOUNGEに行った際別のお客様と直接お話できたり、10月に文学YouTuberのベルさんと森本さんが登壇されたトークイベントも見に行ってその後にお客様同士で交流したり、リアルのコミュニティも少しだけ広がっているのが楽しいです。
チャプターズのお客様って、本好きが前提にあるので話しかける時に普段よりずっと気楽で楽しいです。
⑧アペロでの出会いで印象的だったものは。
同性で本好きの友達ができたのは大きいです。
アペロ後の連絡先交換時にSNSアカウントを交換して、お互い過去の読書歴を遡ると本の趣味が似ているなあと、そこからやりとりが続いたりすることが数回あります。
実際にお会いしてご飯に行く年の近いお友達もできたり、普段できない本の話ができるので、すごく嬉しいです。
普段の人間関係の中で、本の話を突然すると自分の内面を曝け出してしまうようで少し躊躇してしまいますが、チャプターズを通じた出会いだと、その心配がないのでいいなと思います。社会人になってから新しい人間関係ができるのは面白いです。
⑨チャプターズは選書サービス?マッチングサービス?
選書が好きなので続けているのが大前提ですが、その先のアペロでの出会いももちろん魅力です。
出会いの他にも不定期のギフト、SNSでの日々の投稿など、読書+αの楽しみがチャプターズには多くあるじゃないですか。それが継続の理由ですね。
最後に。どんな方へご利用をおすすめできますか?
「読書」
「マッチング」
この二つのワードを見て何かピンと来た方は、ぜひ始めて見るといいと思います。どちらかだけだとなんとなく物足りなくて、ここまで続けられていないと思います。
どちらもに寄りすぎず、どちらもあるのがチャプターズです。
また月一のサブスクで生活にも入り込むので、今の生活に新しい刺激を求める方にもおすすめです。
チャプターズを始める前、マッチングアプリをダウンロードしたり消したりしていた頃の自分を思うと、あの時のように自己肯定感が下がることが一切なく、楽しく続けられています。
消耗していた自分が救われたような気がして、チャプターズには感謝しています。
この先、友情や恋愛に続く出会いがあればもちろん嬉しいですが、もしもチャプターズで出会えなくても私のサービスに対する満足度は変わらないと思います。今考えてみると、恋愛でお相手に何を求めているかなんて自分でもうまく言えないですよね。マッチングアプリが合わなかったんだなと、気がつきました。
【編集後記】
「森本さんのインタビューを色々読んで、私の思いを言語化してくれる人がいるんだって、びっくりしたしものすごく身近に感じられたんです!」
メイさんからふいにこんな一言を頂き、堰を切ったように涙が溢れ、インタビューは一時中断しました笑。
チャプターズを開発している時、私もメイさんと全く同じ気持ちで、一人で抱えるやり場のない思いを全てサービスにぶつけ祈るようにローンチしました。
その思いと呼応するように、お客様もサービスを見つけ、私の言葉に耳を傾け、共感しチャプターズを利用して下さること、冗談じゃなくそれは一つ一つが本当に奇跡だと感じていて。
今この記事を書き起こしていても涙が出ます(情緒がやばい笑)。
こんなことが、誰の何になるんだろうーー
小さな会社で自分のやりたいことに夢中になっていると、ふいに我に帰る瞬間があります。
誰の何かはやっぱりまだよく分かりません。けれど、「絶対に違う」とあの時感じたマッチングアプリの便利で合理的すぎる省エネな出会いに対する違和感、これだけは今後もきちんと救っていきたいです。
お客様のため、そして自分のためにも。メイさん、素敵なお話をありがとうございました!
チャプターズ、なかなかいいサービスですよ笑^^
ご来店お待ちしております。
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