恋する書店・チャプターズは、毎月厳選された本の中から1冊を選ぶと、同じ季節に同じ本を読んだ人と出会えるビデオチャット・アペロへご案内。
本との出会い・人との出会いを毎月お届けする、選書サービスとマッチングサービスが掛け合わさった月額サブスクリプションのちょっぴりユニークな書店です。

今回は、お問い合わせフォームに届いた嬉しいご報告をきっかけに、東京都在住・コウタさん(27)へインタビューをお願いしました。
普段はAIの研究職として、技術の可能性と限界に日々向き合っているというコウタさん。そんな彼がアペロからわずか3週間でご交際に発展し、「運命的」と語るほどまっすぐな出会いをされたお話を伺いました。
①出会いはランダムマッチアペロ、課題図書は「ファーストラブ」

この度は大変嬉しいご報告をありがとうございます!
まず、お相手と出会ったチャプターズのビデオチャット・アペロについて教えてください。

出会ったのは6月末の運営が自動でマッチするアペロで、課題図書は島本理生さんの「ファーストラブ」でした。アペロには2種類あるんですよね。選書に応じて運営が自動でマッチするものと、自分でブックマーク(=いいね!)を送ってリクエストするものと。私の場合は運営が自動でマッチする方で出会いました。
実は、自分がプロフィール文に好きな作品として挙げていたアニメを、彼女がちょうどそのとき観ていて。そこから話が弾んで、連絡先交換後のメールでもその話題で盛り上がって、その勢いで翌週末に会う約束をしたんです。

(島本理生 著 / 文春文庫)

交際ぼきっかけとなるアペロはリクエストアペロが多い中で、すごい運命ですね!同じ本を読んだ以外にも、共通点があったんですね。
そのアペロから、3週間でご交際とのこと。当時は予想されていましたか?

このときは、そうなるとは全く想像していませんでした。
でもとても自然な流れで、気づくとお互い好きになって、お付き合いすることになっていたな、と今は思います。
②本屋さんで過ごした初デート

初デートはどんな様子でしたか?

駅ビルに入っている大型書店が併設されているカフェで、昼下がりに会いました。
フルーツいっぱいのワッフルを2人で食べながら、お互いの仕事や家族の話をして、その場で「次はスイーツビュッフェに行こう!」と約束しました。
そのあと書店の中を散策して、彼女の仕事に関する本のコーナーで盛り上がって、2人とも好きな作家の本をそれぞれ買ったりして。LINEも交換して、4時間ほどのとても楽しい初デートでした。

本屋さんでのデート、最高ですね!

大きな本屋さんって、小説やエッセイはもちろん様々な専門書も置いてあるので、自然と仕事の話も深くできる素敵な場所だな、と思いました。
③次のデートまでの2週間、濃密だったLINEのやりとり

次のデートまでは、どのように過ごされたんですか?

僕は土日休み、彼女はシフト勤務で休みが合わず、次のデートは2週間後になりました。
その間のLINEでは、好きなアーティストや映画をおすすめしあって、おすすめされたものを即・視聴して感想を報告しあうという、付き合う前とは思えないくらい、まめなやりとりが続いていました。直接会ったり話したりしなくても、2人の好きなものがお互いに溶け込んでいく、大切な時間だったと思います。
④2回目のデート、そして本屋さんでの告白

2回目のデートはいかがでしたか?

駅で待ち合わせました。待ち合わせ場所に現れた彼女を見て、改めて「可愛らしい人だな」と実感しました。本を通じて内面から惹かれていたからこそ、その笑顔や雰囲気にも改めて魅力を実感したのだと思います。
スイーツビュッフェで季節のフルーツとスイーツを楽しんだ後、近くのカフェで一息。最初のデートで買った本や、7月にチャプターズで選んだ本をそれぞれバッグから取り出して感想を話しました。この月のチャプターズの選書では『あなたはここにいなくとも』を選んだのですが、彼女も同じ本を選んでいたんです。

(町田そのこ 著 / 新潮文庫)

そこからどんな話に?

彼女が過去の恋愛で、『あなたはここにいなくとも』の登場人物と似た経験をして共感した、という話題から、お互いの過去の恋愛や価値観といった一気に深い話になりました。
お互いの夢を応援したいと語り合って、これまでの人生で辛かった経験も打ち明けて、強さも弱さも受け容れあえたとき、僕は「そばにいてずっとこの人を応援したい。その思いを今日伝えたい。」と決意したんです。

なんて素敵なんでしょう!それで、思いを伝えたんですね。

近くの別の書店へ移動して、お互いに好きな本をたくさんおすすめしあって、二人とも文庫本で片手がいっぱいになった夜、文庫本コーナーの中央で伝えました。
「これからもこうしてお互いの好きな世界を共有したいです。好きです。僕と付き合ってくれませんか?」
そこから、お互いの思ったことがそのまま口から出て、2人でパニックになりつつ笑い合って。最後に「お願いします!」と彼女に言われたのは、忘れることのできないひとときになると思います。
⑤コウタさんにとって、チャプターズとは

最後に、改めてチャプターズについて感じることを教えてください。

こうして僕らを導き、結んでくれたチャプターズは、文字通り恋のキューピットのような存在です。
僕はAIの研究に従事していて、技術の進歩や可能性を日々身近に感じています。それでも、ふとした偶然に”運命”や”奇跡”を見出す人の直感は、今でもAIの及ばないところだと思っています。
チャプターズは、一冊の本という物語が人の手で選ばれ、次の人へと託されるサービスです。そこから、また一人ひとりの新たな物語が始まっていく——そんな仕組みに、人が持つ可能性を感じます。
一冊の本だけがきっかけのランダムマッチから始まったこの出会いは、ともすれば曖昧にも思える”運命”や”奇跡”を、もっと信じてもいいのかもしれない、と思わせてくれる体験でした。
彼女と出会えて、今とても幸せです。
チャプターズの選書は大好きなので、もうしばらく続けようと思っています。今度は恋人として同じ本を読みながら参加できるのも楽しみにしています。
実は取材をいただいた今日が、最初のアペロからちょうど1ヶ月の記念日なんです。このあと彼女と花火大会に行きます。

わあ!ぜひ楽しんでください。
本日は幸せな時間を、ありがとうございました。
編集後記:AIの世の中で生まれる、運命的な出会い
インタビュー後日、お二人がチャプターズの実店舗「チャイと選書」へ来てくださいました。

表情や仕草など、どことなく雰囲気が似ていて、出会うべくして出会ったのではないかと感じました。私たちが大切にしている“本棚で手と手が重なる”というコンセプトを、まさに実感した瞬間でした。
「本棚で手と手が重なる、映画のような偶然の出会い」をコンセプトに、人との出会いをお届けしているチャプターズ。
同じ本を手に取り、そこからさらに共通の趣味で話が弾んで──。この確率を考えると、運命という言葉を使いたくなります。
ただ、この出会いは夢物語ではないのだと、お二人の出会いを通じて改めて感じました。
連絡先交換後もLINEで本や映画をおすすめしあい、デートのたびに新しく買った本をお互いのバッグから取り出して語り合う。3週間という短い期間の裏側に積み重なった”言葉のやりとり”。
AIが急成長を続ける現代で、丁寧にお互いを知ろうとした背景が、この素敵な出会いを作ったのだと思います。
たった一冊の本から始まった出会いが、書店の文庫本コーナーでの告白という一つの物語になったこと。コウタさんの「運命的」だと感じたというお言葉が、私たちにとって何よりのご褒美でした。
コウタさん、素敵なご報告を本当にありがとうございました。これからも、お二人らしいペースで読書を楽しんでいただけたら嬉しいです。
どんなペースでも、恋愛を頑張るお客様をチャプターズは全力で応援します📣📚
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