本好きの出会いを叶える選書サービス。恋する書店「チャプターズ」とは?|チャプターズ5周年記念座談会【後編】

お客様の声


こんにちは、チャプターズ書店主の森本萌乃です。チャプターズは、毎月書店が選んだ3冊から気になる1冊を選び、自宅に本が届くオンラインの選書サービスです。そしてもう一つの特徴が、同じ本を選んだ人と出会えること。本について話すことから始まる、少し変わったマッチングサービスとしての一面も持っています。

前編に続き、チャプターズのお客様との座談会の様子をお届けしていきます。

チャプターズでは、本をきっかけに人と出会えるのが大きな特徴の一つです。本について話すビデオチャットは「アペロ」と呼ばれ、ほぼ毎日開催されます。

「本をテーマに話す」と聞くと、堅苦しいのかな?とか、かっこいい感想を用意しなくちゃいけないのかな?とか。少しハードルが高く感じる方もいるかもしれません。

でも実際にお客様のお話を伺うと、皆さんが口を揃えて話してくださったのは、「本があるから話しやすい」ということでした。

チャプターズのお客様3名に、チャプターズでの出会いや、アペロの使用感などを伺っていきます。

ご協力いただいた3名
ご協力いただいた3名。

「真剣に恋愛したい」。それでも入り口は、本の話。

Yさんは、アペロでマッチした方と実際に会うことも多いそう。LINEで本の感想を送り合ったり、おすすめを紹介し合ったり、本という共通点があるのでその後も自然に会話が続きやすいといいます。

アペロ(ビデオチャット)の様子
僕は真剣に恋愛をしたいと思っています。(Yさん)

その言葉が、とても印象に残りました。恋愛を目的にしていないわけではない。むしろ、将来につながるような出会いを探している。でも、最初から恋愛だけを前提に相手と向き合うより、本について話しながら少しずつ距離が縮まっていく方が、自分にはずっと自然だったと言います。

Yさんの会社は、男性の多い技術職。周りでもマッチングサービスを利用している人は多いそうですが、「みんな、どこか苦手そうなんですよね」と笑います。

だから僕はチャプターズを勧めています。その場で登録してもらったこともあります(笑)。
ここで恋人と出会えたら、一番嬉しいですね。(Yさん)

条件から相手を探さなくていい、自然さや気軽さがチャプターズの一番好きなところ。そう笑った表情が、とても穏やかでした。

Yさん
Yさん。女性ユーザーが6割・女性が運営するサービスにとって男性の意見は大変貴重。

職業も年齢も聞かないまま、惹かれ合えた理由。

Mさんも、アペロで出会った方と今でも交流が続いています。

定期的に連絡を取って、一緒に本屋さん巡りをしています。(Mさん)

最初はメールで本の話をして、何度かやり取りを重ねてからLINEへ。初めて二人で出かけたのは、動物園でした。

職業とか年収とか、そういう話はほとんどしませんでした。印象に残っているのは、本について話している時間が心地よかったこと。(Mさん)

話すテンポが合ったり、もう少し話したいと感じる、そんな気持ちが少しずつ関係を育てていくそうです。

私は、本をメインに楽しんでいる方との相性がいいなと思いました。(Mさん)

チャプターズには、恋愛を真剣に探している人もいれば、本を楽しみたい人もいます。恋愛への向き合い方も、人それぞれ。だからこそ自分と波長の合う人と出会えると、自然と関係が進みやすいのかもしれません。

実は40代にこそ、おすすめしたい理由がある。

チャプターズの平均年齢は30歳前後。マッチングという特性上独身が9割以上を占めるサービスなので、20〜30代がボリュームゾーンのサービスです。また、居住地では首都圏がダントツ。ここには課題を感じていて、これからもっと日本全国に広がるサービスを目指しています。

※チャプターズは、あらゆる恋愛の形を尊重・応援しています。現在は運営上、恋愛目的のマッチングは異性間のみです。また「恋人あり」「既婚」を選択すると、アペロのマッチングは原則行われず、純粋な選書サービスとしてもお楽しみいただけます(月1回程度、同性同士や3名でのマッチング機会があります)。※

チャプターズのユーザーデータ 2026年夏ver.
チャプターズのユーザーデータ 2026年夏ver.

今回のインタビューでも、お二人は首都圏在住でお一人が関西在住、年齢は皆様30〜40代という、チャプターズのユーザー構成とちょうど近しいバランスの3名にお話を伺うことができました。

実は、最初はサービスの利用に少し戸惑いがあったというRさん。ですが、今回他のお二方のお話を聞いて、最後にこんな一言が飛び出しました。

平均年齢は30歳くらいと聞いていたので、40代の自分が入ってもいいのかなと不安でしたが…
アペロ、参加してみたくなりました(笑)。(Rさん)

恋愛をしている人も、本を楽しんでいる人も、皆さんが思っていた以上に自然体だったこと。そして、年齢よりも「好きな本」が会話のきっかけになっていることが分かったからだと言います。

チャプターズで表されるプロフィールの年齢は、5歳刻み。「30代前半」「30代後半」「40代前半」…と細かな年齢は表示されず、年齢順に並び替える機能もありません。年齢はその人を語る項目の一つに過ぎないと考えているからです。あくまでも書店というスタンスを大切にしているチャプターズ。プロフィールも「好きな本3冊」が最も大きく表示される設計です。

プロフィール画面

最初に目に入るのは、年齢ではなくその人の好きな本。好きな本をきっかけに、興味が湧いて、ブックマークを送り、マッチして日程調整が始まり、アペロでも自然な流れで会話が始まっていきます

インタビュー写真

Mさんもこんなお話をしてくださいました。「年下の方からブックマーク(=いいね!)をいただくことが結構あるんです。」

最初は少し驚いたそう。

ブックマークの画面
私の年齢でもまだありなんだって、安心したし、ちょっと嬉しかったですね(笑)。(Mさん)

でも、考えてみると理由はきっと年齢ではありません。好きな本3冊を見てブックマークを送ってくれていることに気が付いてからは、年齢を理由に合わないと決めつけることが少なくなったと言います。

自分から年齢を理由に会わないと決めるのは、もったいないなって。(Mさん)

恋も選書も、その先に。「チャプターズ」を好きになる理由。

最後に、「チャプターズの魅力は何ですか?」と聞いてみました。

顔の見えるサービスなんです。この人たちが選んでくれた本なんだ、そう思える安心感があります。(Mさん)
恋愛とか選書とか、それ以上に、『チャプターズ』というサービスそのものが好きになっていきました。(Rさん)

一方、Yさんはこんな言葉で締めくくってくれました。

落ち着いて使えるところが好きです。自分のありのままを認めてくれるサービスだと思います。だからこそ、真剣に恋愛をしたい人ももっと増えたら嬉しいですね。(Yさん)

その言葉には、この場所への信頼が滲んでいました。

今回お話を伺った3人は、チャプターズを始めた理由も、楽しみ方も、それぞれ違います。

恋愛を探しに来た人。
本を探しに来た人。
その両方を楽しんでいる人。

でも皆さんに共通していたのは、「本があるから、人との距離が自然と縮まった」ということでした。

話題の中心は、いつも本。
話題の中心は、いつも本。

読書か、恋愛か。チャプターズを利用する目的は、どちらかを選ばなくてもいいのだと改めて感じます。サービス開始当初、周囲から「あなたは選書がやりたいの?マッチングがやりたいの?」と散々聞かれてきましたが、5年間このどちらもあるバランスを大切にしてきたらこそ、お客様が答えをくれました。

本が好きという気持ちを入り口に、人を好きになることもある。それが、チャプターズが目指してきた「恋する書店」のかたちなのだと今は思います。

どちらの入り口でも構いません。むしろ私自身はマッチングサービスを作りたくて始めたので、さぁみなさん!恋愛してください!という感じなのですが(笑)、最近では選書の人気が高まっていて、お客様が選書に信頼を寄せてくださることが嬉しくてたまりません。お忙しいお客様にかわって、もっともっと本を読んで、素敵な作品を紹介できるようにならなくてはと気合いが入るばかりです。

マッチングに関して言えば、これはもう人同士のお話。運営は最後祈ることしかできないのですが、より快適に、恥ずかしがり屋な方も緊張せずに出会えるように、UIやサービス設計のマイナーチェンジを今後も丁寧に重ねていこうと思っています。

チャプターズ

チャプターズ、2026年6月に6年目を迎えました。マイペースに、と言ったら響きはいいですが、ビジネスとしてはなんとか会社が続くくらいにはやっていけております。

AIの急速な進歩ばかりがニュースで話題ですが、ちょっと最近、早過ぎますよね。

がむしゃらに頑張って時代を追いかける、そんなガッツと合わせて、あえて速度を落とし緩める調整がいま私たち現代人には必要な力なのかなと感じます。

そのゆるみの一つ、きっかけが「本をめくること」。

時代遅れと見せかけて、読書って案外最先端の進歩の隣にいるんじゃないかと、私は最近真剣に信じています。

今回インタビューにご協力いただいた3名の大切なお客様、ありがとうございました!

これからも心を込めて運営を続けてまいります。このインタビューを読んでくださった方が、少しでもサービスに興味を持ってくださると嬉しいです。チャプターズ、ご登録お待ちしております。

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