Chapter 1
Latest Lineup
最新の本から選びましょう!

2025
年
3
月
今月の選書テーマ
フレ!フレ!ガールズ
3月8日は国際女性デー。
女性の社会進出を推進する
この記念日にちなみ、
前向きに奮闘する女性が主人公の
お仕事小説を取り揃えました。
今回面白いのは、選書した作品
全てにモデルが実在すること。
チャプターズ書店は
全ての女性の読書と恋を、
そして性別に関わらず
忙しい毎日に読書を取り入れる
知的好奇心旺盛な皆様を、
これからも応援し続けていきます。
タブから気になる作品を選ぼう!
本のイントロと選書ポイント
ページ数:413ページ(長編小説)
読了しやすさ:★★★★★
敬愛する亡き父親の影響で、新人女性騎手となった主人公が配属されたのは、廃業寸前の弱小厩舎。
そこには、人生を諦めかけた監督や癖あり厩務員、虐待で心身傷ついた暴れ馬がいた。
偏見や挫折に満ちた地方競馬の厳しい世界で、夢の桜花賞を目指す主人公。
行く手を阻む数々の試練を仲間と力を合わせて乗り越えられるのか?!果たして彼らの運命は?
<スタッフおすすめポイント>
「人は何歳からでもやり直せる」と教えてくれる、人生への応援歌のような一冊です!どんどん展開されるストーリーに読む手が止まらなくなるはず。
人も馬も、過去に受けた傷は完全に癒せない。何かのきっかけで、恐怖や苦痛が蘇り、動けなくなってしまうことはある。でも、そんな傷を知る信頼できる仲間が包み込みこんでくれることで、また立ち上がり動き出すことができる!必死に闘う彼らの姿に胸が熱くなります。
「強い馬や騎手が、必ず勝つとは限らない。だから、誰にでも死力を尽くす権利がある」という言葉にも勇気をもらえます。
つい、人の活躍やSNSをみて「今さら自分なんか」と思ってしまいがちですが、その一歩を踏み出さないと同じ土俵にすら立てない。今がどんなに微力でも自分の可能性を諦めずに進みたいと作品を通して思うことができました。
競馬の知識がなくても楽しめますのでぜひ読んでみてください ?。
選者:ブックインフルエンサー なつみさん natsubook.jp
読了しやすさ:★★★★★
敬愛する亡き父親の影響で、新人女性騎手となった主人公が配属されたのは、廃業寸前の弱小厩舎。
そこには、人生を諦めかけた監督や癖あり厩務員、虐待で心身傷ついた暴れ馬がいた。
偏見や挫折に満ちた地方競馬の厳しい世界で、夢の桜花賞を目指す主人公。
行く手を阻む数々の試練を仲間と力を合わせて乗り越えられるのか?!果たして彼らの運命は?
<スタッフおすすめポイント>
「人は何歳からでもやり直せる」と教えてくれる、人生への応援歌のような一冊です!どんどん展開されるストーリーに読む手が止まらなくなるはず。
人も馬も、過去に受けた傷は完全に癒せない。何かのきっかけで、恐怖や苦痛が蘇り、動けなくなってしまうことはある。でも、そんな傷を知る信頼できる仲間が包み込みこんでくれることで、また立ち上がり動き出すことができる!必死に闘う彼らの姿に胸が熱くなります。
「強い馬や騎手が、必ず勝つとは限らない。だから、誰にでも死力を尽くす権利がある」という言葉にも勇気をもらえます。
つい、人の活躍やSNSをみて「今さら自分なんか」と思ってしまいがちですが、その一歩を踏み出さないと同じ土俵にすら立てない。今がどんなに微力でも自分の可能性を諦めずに進みたいと作品を通して思うことができました。
競馬の知識がなくても楽しめますのでぜひ読んでみてください ?。
選者:ブックインフルエンサー なつみさん natsubook.jp
ページ数:360ページ(長編小説)
読了しやすさ:★★
婚約したばかりの主人公が、彼の実家・京都に移住した途端浴びる数々の洗礼。
実家で豹変する彼にも幻滅し、昔からの趣味である洋服作りにのめり込んでいくことに。
一筋縄ではいかない、0からのブランドの独立・起業への道。
自分らしい生き方を模索する、前向きになれる等身大の成長物語です。
<スタッフおすすめポイント>
結婚か仕事かーー
女性のキャリアはいまだにこの2択を突きつけられるようなシーンも少なくないですが、どう乗り越えていくのか、実話を元にした作品だからこそのリアリティを感じられるのが本作の一番の魅力です。そうそう!仕事盛りも恋愛の決断のタイミングも、一気に押し寄せてくるんだよね〜と、選者(=書店主・森本)は大共感しながら読み進めていました。
と、一見女性向けの物語に思えますが、七転八倒しながら夢を実現していく姿は、続きが気になる展開で、性別関係なく響く普遍的なお仕事小説の魅力が詰まっています。
よそ者には難しいとされる京都の地で、ブランドを立ち上げる挑戦は楽しさと辛さが表裏一体。やりたいことを追いかける楽しさと、地道な努力の辛さ。この天秤が少しだけ「楽しい」に傾くからこそ、主人公は日々を頑張り抜きます。今まさに、叶えたい夢と現実の間でシーソーのようにぐらつく道を歩いている方には、大変心強い作品になるでしょう。一方日々に満足している方や停滞気味の方は、小説で起業を追体験することで刺激を得られるはず。
新年のスタートにエンジンをかけたい人、今年こそ夢を叶えたい人。
お仕事のやる気スイッチがONになる一冊です!
選者:Chapters bookstore 森本萌乃
読了しやすさ:★★
婚約したばかりの主人公が、彼の実家・京都に移住した途端浴びる数々の洗礼。
実家で豹変する彼にも幻滅し、昔からの趣味である洋服作りにのめり込んでいくことに。
一筋縄ではいかない、0からのブランドの独立・起業への道。
自分らしい生き方を模索する、前向きになれる等身大の成長物語です。
<スタッフおすすめポイント>
結婚か仕事かーー
女性のキャリアはいまだにこの2択を突きつけられるようなシーンも少なくないですが、どう乗り越えていくのか、実話を元にした作品だからこそのリアリティを感じられるのが本作の一番の魅力です。そうそう!仕事盛りも恋愛の決断のタイミングも、一気に押し寄せてくるんだよね〜と、選者(=書店主・森本)は大共感しながら読み進めていました。
と、一見女性向けの物語に思えますが、七転八倒しながら夢を実現していく姿は、続きが気になる展開で、性別関係なく響く普遍的なお仕事小説の魅力が詰まっています。
よそ者には難しいとされる京都の地で、ブランドを立ち上げる挑戦は楽しさと辛さが表裏一体。やりたいことを追いかける楽しさと、地道な努力の辛さ。この天秤が少しだけ「楽しい」に傾くからこそ、主人公は日々を頑張り抜きます。今まさに、叶えたい夢と現実の間でシーソーのようにぐらつく道を歩いている方には、大変心強い作品になるでしょう。一方日々に満足している方や停滞気味の方は、小説で起業を追体験することで刺激を得られるはず。
新年のスタートにエンジンをかけたい人、今年こそ夢を叶えたい人。
お仕事のやる気スイッチがONになる一冊です!
選者:Chapters bookstore 森本萌乃
ページ数:320ページ(長編小説)
読了しやすさ:★★★★
風の酒を造りたいーー
契約社員として働く、沖縄生まれ沖縄育ちの主人公。彼女の夢は、純沖縄産のラム酒を造ること。
契約社員から女社長へと駆け上がった女性の、実話を基に描いたサクセス・ストーリー。
<スタッフおすすめポイント>
小さい頃はたくさんあったはずの夢。
大人になるとなくなってしまったり、胸の奥底に仕舞ってしまったりする方も多いのではないでしょうか。
本作は、夢に向かって突き進む派遣OLの挑戦を描いた実話がベースの物語。
契約社員としての風当たりの強さの中、自分の夢を信じ行動し真っ直ぐに進んでいく主人公の姿には、きっと勇気をもらえるはず。
企画が通ったり、努力が認められ上司が強い味方になってくれることの喜びもリアルに伝わり、「仕事って楽しい!」と胸が熱くなるシーンは、職種や立場問わず仕事の喜びがギュッと詰まっています。
辛い時に支えてくれるおばあ、先輩、バーテンダーさん、島の人々。愛すべきキャラクターで溢れているので、ビデオチャット・アペロで「どの登場人物が好きだった?」とシェアするのも楽しそうです。
純正うちなんちゅの会話(訳付き)がふんだんに盛り込まれているのになぜかスルスル読めてしまい、読後うちなーぐちが話せるような気も…するかも?
爽やかであたたかな風が心を吹き抜けるような、前向きな気持ちになれる一冊です。
お酒が好きな方は、この作品の元になったラム酒をお供に読み進めるのもおすすめです◎
選者:Chapters bookstore 脇田七海
読了しやすさ:★★★★
風の酒を造りたいーー
契約社員として働く、沖縄生まれ沖縄育ちの主人公。彼女の夢は、純沖縄産のラム酒を造ること。
契約社員から女社長へと駆け上がった女性の、実話を基に描いたサクセス・ストーリー。
<スタッフおすすめポイント>
小さい頃はたくさんあったはずの夢。
大人になるとなくなってしまったり、胸の奥底に仕舞ってしまったりする方も多いのではないでしょうか。
本作は、夢に向かって突き進む派遣OLの挑戦を描いた実話がベースの物語。
契約社員としての風当たりの強さの中、自分の夢を信じ行動し真っ直ぐに進んでいく主人公の姿には、きっと勇気をもらえるはず。
企画が通ったり、努力が認められ上司が強い味方になってくれることの喜びもリアルに伝わり、「仕事って楽しい!」と胸が熱くなるシーンは、職種や立場問わず仕事の喜びがギュッと詰まっています。
辛い時に支えてくれるおばあ、先輩、バーテンダーさん、島の人々。愛すべきキャラクターで溢れているので、ビデオチャット・アペロで「どの登場人物が好きだった?」とシェアするのも楽しそうです。
純正うちなんちゅの会話(訳付き)がふんだんに盛り込まれているのになぜかスルスル読めてしまい、読後うちなーぐちが話せるような気も…するかも?
爽やかであたたかな風が心を吹き抜けるような、前向きな気持ちになれる一冊です。
お酒が好きな方は、この作品の元になったラム酒をお供に読み進めるのもおすすめです◎
選者:Chapters bookstore 脇田七海