Chapter 1
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2021
年
6
月
今月の選書テーマ
海外ひとり旅
世界が突如分断された、2020年。
旅先から選ぶ書店
World Map Bookstoreを
オープンしたところ、
多くの方がご賛同し旅に出かけて
(本を購入して)下さいました。
2度目となる今年は、
Chapters内で開催です。
人間には想像力がある。
だから、きっと心持ち一つで
世界中どこにだって旅に行ける。はず。
選ぶのは、本ではなく旅先です。
タブから気になる作品を選ぼう!
SOLD OUT
※商品は予告なく入荷する場合がございます。
本のイントロと選書ポイント
読了しやすさ:★★★
文化交流度:★★★★★
教養度:★★
ページ数:193ページ(中編小説)
日付変更線と合わせて、時代もぴょんと飛び越える。
ちょっぴりファンタジックなトルコへの旅はこちらです。
ダイバーシティの根本、"違いを知ること"。その大切さやおかしさを、今から100年も前の物語設定で、17年前に発売された作品が、現代を生きる2021年の私たちへ今も鮮やかに問いかけます。旅というより留学体験。本書とともに、暮らすようにトルコを楽しみましょう。
主人公は日本人の青年。留学先であるイスタンブールの下宿先では、トルコ人の他にイギリス人・ドイツ人・ギリシア人と様々な国の人々と出会い、同じ屋根の下で一緒に生活します。日々何気なく交わされる会話の中に潜む、違いや発見、旅の醍醐味の一つとして「知らないことを経験すること」を大切にしている方には、本書はぴったりと合う作品になると信じています。日本対ヨーロッパの雪合戦は必見!最後まで読んでこそ良さが染み渡るのが本書の魅力のため、トルコの旅を選択される方は、ぜひ最後まで旅を続けてほしいと願います。
文体や作風がハマると、まるで沼のように引き込まれてゆく、強い魅力をもった有名女性作家の作品。
お気に入りの作家を探している方にも、ぜひ手に取っていただきたい一作です。
文化交流度:★★★★★
教養度:★★
ページ数:193ページ(中編小説)
日付変更線と合わせて、時代もぴょんと飛び越える。
ちょっぴりファンタジックなトルコへの旅はこちらです。
ダイバーシティの根本、"違いを知ること"。その大切さやおかしさを、今から100年も前の物語設定で、17年前に発売された作品が、現代を生きる2021年の私たちへ今も鮮やかに問いかけます。旅というより留学体験。本書とともに、暮らすようにトルコを楽しみましょう。
主人公は日本人の青年。留学先であるイスタンブールの下宿先では、トルコ人の他にイギリス人・ドイツ人・ギリシア人と様々な国の人々と出会い、同じ屋根の下で一緒に生活します。日々何気なく交わされる会話の中に潜む、違いや発見、旅の醍醐味の一つとして「知らないことを経験すること」を大切にしている方には、本書はぴったりと合う作品になると信じています。日本対ヨーロッパの雪合戦は必見!最後まで読んでこそ良さが染み渡るのが本書の魅力のため、トルコの旅を選択される方は、ぜひ最後まで旅を続けてほしいと願います。
文体や作風がハマると、まるで沼のように引き込まれてゆく、強い魅力をもった有名女性作家の作品。
お気に入りの作家を探している方にも、ぜひ手に取っていただきたい一作です。
読了しやすさ:★★★★
大自然に癒される度:★★★★★
教養度:★★★★
ページ数:241ページ(連続短編エッセイ)※忙しい方にもおすすめ
大自然を愛するあなたに、この夏大変おすすめなのがアラスカの旅です。
写真家として活躍する著者が、アラスカの自然に惚れ込み、現地に住まうことで見て聞いて感じた日々を綴るエッセイ集。
ひとつひとつの短いお話に凝縮された大自然の美しさ、ページをめくるたびに、風・水・野性動物たちの気配をありありと感じます。
大自然を感じられることはもちろん、本作の魅力は否定がないところ。自然の対照に位置付けられがちな都会や人をも、本書を通じて改めて好きになれる気がします。また、Chaptersのお客様の中でもマイベストブックに挙げる方が多い本作。著者の目線から自然に触れ合うことで、"価値観"という実態のない言葉の姿形が見えてくる感覚を得たのは、どうやら推薦者である私だけではないようです。
ここぞとばかりに広がる大自然。読むと絶対行きたくなる!というよりは、実際に訪れるとなると相当の準備と覚悟が必要なので、読んで著者の体感した幸福をなぞって頭の中で訪れる、くらいがちょうどよいのかなと感じました、皆様はどう感じるでしょう。
かけがえのない、たった一度の人生との向き合い方を、教えるのではなく見せてくれる著者による、人の心を掴んで離さない傑作エッセイです。
大自然に癒される度:★★★★★
教養度:★★★★
ページ数:241ページ(連続短編エッセイ)※忙しい方にもおすすめ
大自然を愛するあなたに、この夏大変おすすめなのがアラスカの旅です。
写真家として活躍する著者が、アラスカの自然に惚れ込み、現地に住まうことで見て聞いて感じた日々を綴るエッセイ集。
ひとつひとつの短いお話に凝縮された大自然の美しさ、ページをめくるたびに、風・水・野性動物たちの気配をありありと感じます。
大自然を感じられることはもちろん、本作の魅力は否定がないところ。自然の対照に位置付けられがちな都会や人をも、本書を通じて改めて好きになれる気がします。また、Chaptersのお客様の中でもマイベストブックに挙げる方が多い本作。著者の目線から自然に触れ合うことで、"価値観"という実態のない言葉の姿形が見えてくる感覚を得たのは、どうやら推薦者である私だけではないようです。
ここぞとばかりに広がる大自然。読むと絶対行きたくなる!というよりは、実際に訪れるとなると相当の準備と覚悟が必要なので、読んで著者の体感した幸福をなぞって頭の中で訪れる、くらいがちょうどよいのかなと感じました、皆様はどう感じるでしょう。
かけがえのない、たった一度の人生との向き合い方を、教えるのではなく見せてくれる著者による、人の心を掴んで離さない傑作エッセイです。
読了しやすさ:★★★★
エンタメ度:★★★★★
教養度:★★
ページ数:408ページ(長編小説)
仕事を頑張る全ての方へ贈る、海を超えた隣国・台湾へのビジネストリップはこちらです。
本書の主人公の一人は、総合商社に勤める台湾料理が大好きな若き女性。台湾駐在のこの女性が、台湾-日本の国境を超えた一大プロジェクトに挑むのですが、その歳月はなんと8年。この間、仕事と現地の人間模様を両方から追いかけるストーリーの中に、愛があり友情があり青春があります。
日本人がいかに真面目か、文化の違う異国で働くことで見える「納期」の概念などは思わずくすりと笑えたり、あたたかな人々の交流は時に心に沁みたり。仕事中のブレイクにもぴったりです。
なんと言ってもこの作品、登場する屋台飯の数々がとても美味しそう!
読めば必ず、台湾に訪れたくなること間違いなしです。
海外ひとり旅...と銘打ったものの、思い通りに進まない私たちのニューノーマルな日常は続きます。
そんな2021年に、旅気分と海外でのお仕事気分を同時に楽しめるハイブリッド小説。400ページに及ぶ長旅、どうか気をつけて行ってらっしゃいませ。
エンタメ度:★★★★★
教養度:★★
ページ数:408ページ(長編小説)
仕事を頑張る全ての方へ贈る、海を超えた隣国・台湾へのビジネストリップはこちらです。
本書の主人公の一人は、総合商社に勤める台湾料理が大好きな若き女性。台湾駐在のこの女性が、台湾-日本の国境を超えた一大プロジェクトに挑むのですが、その歳月はなんと8年。この間、仕事と現地の人間模様を両方から追いかけるストーリーの中に、愛があり友情があり青春があります。
日本人がいかに真面目か、文化の違う異国で働くことで見える「納期」の概念などは思わずくすりと笑えたり、あたたかな人々の交流は時に心に沁みたり。仕事中のブレイクにもぴったりです。
なんと言ってもこの作品、登場する屋台飯の数々がとても美味しそう!
読めば必ず、台湾に訪れたくなること間違いなしです。
海外ひとり旅...と銘打ったものの、思い通りに進まない私たちのニューノーマルな日常は続きます。
そんな2021年に、旅気分と海外でのお仕事気分を同時に楽しめるハイブリッド小説。400ページに及ぶ長旅、どうか気をつけて行ってらっしゃいませ。
読了しやすさ:★
ちょっと変わった旅度:★★★★★
教養度:★
ページ数:400ページ(連続中編エッセイ)
旅行の何が好きかと尋ねると、移動そのものにわくわくすると答える方もいると聞きます。
海外旅行の移動手段として欠かせない、飛行機。本作はちょっぴり変化球、somewhereと題し、地上1万キロの上空よりお届けです。
世界のハブ空港でもあるヒースロー空港は、数々の映画やドラマに登場する空港界の"有名人"。アジアからヨーロッパへ向かう旅人から見ると、胸高鳴る憧れの空港が、本書の著者・イギリス人パイロットの目線で読み進めると、「ただいま」とぽつり一言、ほっと安心する場所に様変わり、本っていいな、翻訳書っていいなと感じられる一作です。
内容を把握しながら読み進める、というよりは、束の間の休憩に少しだけラジオを聴くように。読了を目指さず、それこそあてのない旅のようにふわふわと触れて頂きたい作品です。
移動好きは迷わずこちらを、ぼんやり空を眺めることが好きな方にもおすすめです。ちなみに推薦者である私は、初めての読了はお酒を飲みながら心地よく進めました。そういう意味では、一人飲みのお供にも最適かも!
ちょっと変わった旅度:★★★★★
教養度:★
ページ数:400ページ(連続中編エッセイ)
旅行の何が好きかと尋ねると、移動そのものにわくわくすると答える方もいると聞きます。
海外旅行の移動手段として欠かせない、飛行機。本作はちょっぴり変化球、somewhereと題し、地上1万キロの上空よりお届けです。
世界のハブ空港でもあるヒースロー空港は、数々の映画やドラマに登場する空港界の"有名人"。アジアからヨーロッパへ向かう旅人から見ると、胸高鳴る憧れの空港が、本書の著者・イギリス人パイロットの目線で読み進めると、「ただいま」とぽつり一言、ほっと安心する場所に様変わり、本っていいな、翻訳書っていいなと感じられる一作です。
内容を把握しながら読み進める、というよりは、束の間の休憩に少しだけラジオを聴くように。読了を目指さず、それこそあてのない旅のようにふわふわと触れて頂きたい作品です。
移動好きは迷わずこちらを、ぼんやり空を眺めることが好きな方にもおすすめです。ちなみに推薦者である私は、初めての読了はお酒を飲みながら心地よく進めました。そういう意味では、一人飲みのお供にも最適かも!